大したものですね、、
小腹が空いたので夜中だろうと甘いものが食べたくなった私は、ふとある事を思い出した。
ー1本で満足できる某棒があったな!ー
台所を汚さずに一本で満足出来るとは良きかな良きかな
この時間に食材と戯れるのはちと骨が折れるのでちょうど良かった
気づけば私はコンビニエンスのstoreに吸い込まれた後で真っ暗な外とは不釣り合いなエレキテルの光に網膜が晒されていた
綺麗に磨かれた店内の床に反射して自分の顔が見えた
「ふふふ、腹が空いた顔をしておるわ
さながらលាក់! អាបេស៊ី។よのう」
もう少しで満たされるであろう自分の顔を見るとなんだかលាក់! អាបេស៊ី។であった
某棒のコーナーに行くといやはや種類がたくさんあって迷ってしまう
私はまた小腹が空いた時の為にコンビニまで行かなくても食べれるようにとたくさん買うことにした
「ウィーン ありやとやっしたー」
コンビニを出た
なんだかさっきの店員は爪楊枝を折った後改めて資源の大切さを実感する人をハイオク満タンが入った容器に漬け込んだ後に3日寝かせて食べずに腐らせて捨てる時の様な顔をしていたなぁ、、、
くだらぬ思考をしている間に公園に着いた
よし、ここで食すとしようじゃないか
包みを開けるとチョコでコーティングされた某棒が顔を出した
「おおっ!むむむ!こやつなかなかプロセスされておるわ!」
食材達がプロセスされた先としては悪くない、悪くないぞ
一口目は当たり前に前歯で喰らう!
ンサクッ!
うむ!サクサクで程よくゴリゴリである!これは許容範囲のゴリゴリなので食べ応えにも貢献している
風の噂では粗悪な棒で前歯を失う者もいるという
私は棒の選別で勝ったのだ
否、勝ち取ったのだ
某棒も終盤に差し掛かる
最後の一口は奥歯で擦り潰す!
ゴリッ!ゴリッ!
含まれているナッツとパフがすり潰されてチョコの風味と混ざる
鼻に抜ける香りを楽しんだ後完食
「おや、一本で満足出来んかったな」
いやしかし、流石に一本で満足しにかかっているだけの事はあるな腹八分くらいまではきている
二本目は厳しいかもしれん、しかしなぁ、、、
「ええい!開けてしまえっ!」
私は二本目を解き放った
その後背後に気配がした
「大したものですね、、」
「何奴!?」
私はすぐに背後の気配から距離を取った
「おやおや、二本目を解き放つ者にしては少し臆病すぎやしませんか?」
「貴様っ!さっきから何を言っている!」
「えらく警戒しますネェ、私は一本で満足出来ないはみ出し者を監視しているただの観客ですヨ」
「貴様、観客という割には楽しむ表情ではないが」
「ええ、二本目を解放されると困るんですヨ。それは一人で一本が妥当デス。とても二本扱える代物じゃあない。」
「え、あ、いや扱うというか食うだけなのだけれど」
「とにかく困るんですヨォ!」
ブンッ!
「危なっ!」
監視する者は両手をグルグル振り回して攻撃してきた
「貴様どうかしてるぞ!他人の食生活に口を出すな!というか手を出すなキチガイ人間!」
「うるさいデスネェ!!!キェェェ!」
ブンッ!ブンッ!
「くそっ!壊れたテンキーの様な顔をしやがってクソが!話の通じる相手じゃねぇ!ここは、、、!」
私は全身全霊で二本目を一気に喰らった
「ああああああぁぁ!!二本目がぁぁ!」
監視する者は訳の分からん事をぶつぶつ言ながら膝をついたままだったのでtwitterで拡散した後、通報して現行犯逮捕された
twitterで拡散された事により監視する者のプライバシーは一生失われる事となった
この出来事がきっかけとなりここ10年間で若者の間でもSNSでのトラブルやプライバシー、コンプライアンスの問題など社会の課題は山積みになった
しかし、社内教育にSNSの危険性や扱い方を取り入れる企業が増え
政府にサイバーマンデーサイケデリックフォビドゥンダブルゼータセーブザチルドレンプロテクションオブライフ省が設立されるなど、
徐々に改善の兆しは見え始めている
私は現在、一本で満足出来ない飢えた人達を支援する施設「一本満足BAR」を運営している
監視する者から同士を守るために私は今日も一本満足の掛け声と共に半笑いで明日に踏み出す
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